NEC 98NOTE Aile PC-9821 La13/S14
発売は1997年。主なスペックは以下の通り
- OS: Microsoft Windows98
- CPU: Intel® Pentium™ 133MHz
- チップセット: Intel® 430TX
- メモリ規格:EDO SO-DIMM(144pin)
- メモリスロット:1基、オンボード16.0MB (+増設メモリ:32MB、現状48MB)
- ストレージ:1.4GB HDD
- 液晶画面サイズ:10.4型 非光沢 TFT液晶ディスプレイ バックライト調整付
- 解像度:SVGA (800×600)
- 外付フロッピィディスクドライブ:型番 875542-002(La13専用、標準添付)
- PCカードスロット:TYPEII×2スロットまたはTYPEIII×1スロット、ZVポート対応
- インタフェース:赤外線通信(IrDA規格準拠)、マイク入力、ヘッドフォン出力、専用外付フロッピィディスクコネクタ、専用ポートバーコネクタ
- ポートバー:型番PC-9821LA-U04、キーボード(ミニDIN8ピン)、マウス(ミニDIN9ピン)、プリンタ(パラレル、ハーフピッチ36ピン)、シリアル(ハーフピッチ14ピン)、ディスプレイ(ミニD-SUB15ピン)
- 98キーボード:JIS標準配列(英数、かな)、12ファンクションキー・Windowsキー・アプリケーションキー・NUMキー付
- ポインティングデバイス:98スライドパッド
- 本体サイズ・重量:W264xH39xD191 mm、1.8 kg(バッテリー込)
- バッテリー:PC-VP-BP01 × 2個
- バッテリー駆動時間:約2時間
- ACアダプター:NEC PC-9821 NR-U01(ADP52、19.5V 2.4A)
- 現材の状況:液晶ロック爪破損、バッテリー不可、ヒンジへたり
1. 人生初のモバイルノートPC
初めて購入したモバイルPC。この機体はヒンジ部分が弱く、購入当初からふにゃふにゃしていた。CPUはPentium 133MHzで当時としても非力であった。メモリは当初8MB増設して24MBで使用していたと思う。カタログ上は最大32MBまでだが、何気なしに他のノートPCで使っていた32MBメモリを差してみたら、普通に使用できてしまった。結局、引退するまで48MBのまま使用した。
外出時に不要と思われる出力ポートをポートバーにまとめ、取り外せるようにして本体の小型化を図っている。ポートバーの紛失は、外部コネクタのほとんどを失うことになる。しかしマウス用のコネクタも移したため、外付けマウスを使いたい場合はポートバーが必要になる。さらにロック機能があるため余計な幅も出てしまった。これなら内蔵したほうがよかったと思う。
3. FDDは外付けに
La13はパームレスト部分に2個のバッテリーを搭載する関係上、FDDは外付けとなった。OSの再インストールには起動用フロッピーディスクと3.5インチフロッピーディスクドライブが必須である。FDDは専用品でコネクタ形状も専用端子なので注意が必要である。中古で買う場合はポートバーと共にセットになっているものを買うようにしよう。
La13はPCカードスロットを2基搭載している。当時はPCカードスロット2基が標準装備だった。下段スロットのみZVポートに対応する。La13はカードスロットをうまく活用した。当時LANカード、SCSIカードは必須、CD-ROMドライブもPCカード対応である。OSの再インストールには元の起動ディスクを修正して、CD-ROMドライブが使用できるようにしなければならない。当時はMS-DOSの知識があったが、もう忘れている。
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