2020/12/15

OLYMPUS CAMEDIA FE-150


今日のジャンク品は…… 
OLYMPUS CAMEDIA FE-150
背面液晶は2.5型。本体がカードサイズ
なため、大きくみえる。
 2006年に発売された「オリンパス キャメディア FE-150」。有効画素数 500 万画素、レンズはオリンパスレンズ、35 mm換算で 32 ~ 96 mmに相当する3倍ズーム、F値は、F2.8 ~ 4.8 。最大4倍のデジタルズームを搭載する。電源に専用充電池 LI-42Bを1本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(9MB)の他、1GBまでの xD-ピクチャーカードに対応する。
 角ばった本体はほぼ名刺サイズとなっており(奥行は約25 mm)、手の中に納まる大きさである。外装はおそらくアルミ製で、表面処理はヘアライン仕上げとなっている。背面液晶のサイズは2.5型、液晶ドットは大きめである。背面の操作ボタンの配置は一般的で迷うことはない。
上面にはスライド式のモードスイッチ、
シャッターボタンおよび電源ボタン
 エントリー向けの機種だけにデザインはシンプルで機能も多くなく、使いやすい機種である。ただし、内蔵さえているパノラマ撮影はカメラだけではできず、PCで専用ソフトによる処理が必要である点は注意が必要である。内蔵メモリは9MBしかなく、500 万画素のデジカメには少々もの足りないが、xDカードの入手が困難になっている現状では、撮影できるだけでもましなのかもしれない。

2020/12/01

EDX DL2000A

今日のジャンク品は……
 FILM CAMERA EDX DL2000A
A-8000と異なり、絞りを空けると
レンズ先端が伸びる。
 発売日不詳の「EDX DL2000A」。レンズは固定焦点50 mm F6.3。撮影距離は1.5 mから無限大。シャッター速度は不明、絞りは2枚、F6.3,8,11,16の4種。セルフタイマーによる撮影が可能である。電源に単3形電池2本使用する。
ペンタ部のウエストレベルファインダー。
モードダイヤルっぽいのは巻き上げ設定
本機はクレーンゲームの景品であり、「HENRYCON A-8000」とレンズまわりの仕様は一緒であるが、こちらは簡易モータードライブである。ただし、フィルム装填後に1枚目まで巻き上げる機能はない。A-8000では絞りを動かしてもレンズ周りに変化はないが、このカメラは絞りを変えると、レンズ先端のプラスチックフィルター(ただの薄いPET板)が前後に動く。レンズ周りの意匠はニコンの一眼レフレンズに似ている。ただし、記載されている数字、文字、ピクトグラム等はA-8000と同じである。モードセレクタのようなダイヤルは巻き上げ、巻き戻しの設定だけである。ダイヤル色が金色なのは中華的仕様である。
A-8000と比較すると巻き上げモーターとウエストレベル
ファインダーのためがこちらの方が一回り大きい
本機には透視ファインダーのほかに、ウエストレベルファインダーをペンタ部に備えている。このカメラは固定焦点であるから。構図合わせしか使えないが、フォーカシングスクリーンが小さいうえに倒立像なので慣れが必要である。「RED EYE REDUCTION」との表記があるが、単にシャッターボタン横の赤ランプがつくだけである。内臓フラッシュはないし、ランプ光自体も弱いので効果があるとは思えない。
 本機はA-8000より一回り大きく、電動巻き上げ、セルフタイマー、無駄なギミックと色々追加されて、トイカメラながら存在感がある。が、ネット上はあまり情報がない。そんなのを2台持っている。どうしようか。

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...