今日のジャンク品は……
HENRYCON A-8000
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造りはそれなりだが、軍艦部の見た目は悪くない |
発売日・メーカー不明の「HENRYCON A-8000」。レンズは固定焦点50 mm F6.3。シャッター速度は不明、絞りは2枚でISO100 の時F6.3,8,11,16の4種。
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英語で書かれているが、要は固定焦点 |
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αレンズなら距離が記載されている窓には
お天気マークと絞り値が書かれている
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まだフィルムカメラが主流だった時代、安価なカメラとして固定焦点のカメラが販売されていた。中には玩具のようなカメラ(トイカメラ)もあった。初期は110ポケットフィルムを使用するものが多かったが、次第に35 mmフィルムに置き換わっていった。本カメラは安価なトイカメラであり、外観はミノルタ α-7000をイメージしたようだ。形式?も「α-7000」ではなく「A-8000」だし、レンズ鏡胴のデザイン、「LENS MADE IN JAPAN」「series 624181」「COLOR LENS」「FOCUS FREE」などツッコミどころ満載の表記も旧ミノルタαレンズのイメージを模している。レンズ先端には保護フィルター的な透明板もついている。αレンズではフォーカスリングになる部分は絞りの選択リングになっている。絞りは2枚羽で形状は正方形、クリックストップ式で4段階の絞りが選択できる。巻き上げはノブ式、順算式カウンターによる撮影枚数の表示窓付、巻き戻しクランク式である。最短撮影距離がわからないが、35 mmではなく、50 mmなので、あまり近くは撮れないと思われる。1.5 m以上離れればまず大丈夫だろう。基本的には日中野外での使用が前提である。ホットシューはあるので、外光オートフラッシュがあればフラッシュ撮影もできる。そういえばクレーンゲームの景品で似たような一眼レフ風トイカメラを取ったことを思い出した。実家に箱入りで放置してあるはず。探してみるか。
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