2021/06/30

SONY Cyber-shot DSC-U10 (再録)

今日のジャンク品は…… 
SONY Cyber-shot DSC-U10 メロウパールピンク
SONY 報道資料 DSC-U10 
デジカメには不向きな
反射式液晶
 2002年に発売された「SONY サイバーショットU DSC-U10」。有効画素数130万画素、レンズはSONYレンズ、35 mm換算で 33 mmに相当、F値はF2.8。電源は単4形充電池(乾電池不可)を2本使用する。記録媒体は128MBまでのメモリースティックに対応する。超小型デジカメに相当する「DSC-U10」は、ソニーが"ビジュアル・ブックマーク"という日常における画像メモを実現するために提案された。そのコンセプトはスマホのカメラが引き継いでいる。掌に隠れるくらいの本体には最短10㎝から撮影可能なオートフォーカスレンズを搭載、スライド式レンズカバーは電源スイッチを兼ねる。
交換前後のレンズカバー
光学ファインダーは省略されている。背面液晶は反射式で照明付きであるが、表示画質はかなり悪い。背面液晶はファインダーとして使い、撮影画像の確認はPCで行うほうが良い。 USB端子はmini-BでPC接続時はここから給電される。写真にはないが、レンズカバーにより、本体の塗装が一部削られている。今年になって不動品(液漏れによる電極腐食破損)を入手した。レンズカバー、シャッターボタンは比較的綺麗なため、今回へこみのあるレンズカバーとシャッターボタンを交換した。これで電池室内部の液漏れ跡以外は、見た目はきれいになった。

2021/06/23

fuze DCV585

今日のジャンク品は……
fuze DCV585
操作性がわかりにくい
 2007年に発売された「fuze DCV585」。有効画素数500万画素、レンズは35 mm換算で 48mm相当の単焦点固定レンズ、F値はF2.8。最大4倍のデジタルズームを搭載するデジタルビデオカメラ。撮影距離は標準、マクロの2焦点切り替え式、マクロ時の最短撮影距離は 20cm、標準時は1.6m~。最大4倍のデジタルズームを搭載する。動画フォーマットはASF形式で最大解像度640*480, 音声はモノラル。電源は単3形電池を4本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(32MB)の他、2GBまでのSDカードに対応する。中華製の廉価デジタルビデオカメラである。レンズユニットは、
単三電池とメモリーカードは
同じ場所に配置だが...

セガトイズ ムービーキャリア」 で使われているものと同じだろう。プラスチック製の本体は剛性が不足し、接合部も甘い部分が目に付く。録画ボタンが上面で押しづらい、背面操作部もボタンが小さて使用用途もわかりにくい、中華OSの使い勝手も悪い。SDカードスロットは電池室の中にあるが、ヒンジ側にありカバーを完全に開かないと取り出せない。この大きさなら単三電池2本で動作してほしいところ。モニターも画質が荒くて視認性はよくない。撮影動画も滑らかさが足りず、コマ落ちが目立つ。画素数に騙されてはいけない。完全におもちゃである。






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2021/06/22

ハードオフで見つけた雑多なもの

今日のジャンク品は小物
 ハードオフを巡っていると、ついデジカメ以外も気になってしまう。
 今回はまとめて4品
  • 2ports HDMI Splitter
DCジャックはケーブルの隣
 本体のみ800円(+税)。HDMIソースを2台のHDMIディスプレイに同時に表示するためのコード一体型スプリッタ。「Inakustik 3247012」「StarTech.com ST122HD4KU」とたぶん同じもの。私の環境では追加給電は不要だった。接続時は出力している側のLEDが赤く点灯する。今はHDMIセレクタ出力端子につないで一つはTV、一つはHDMIキャプチャにつないで使用している。





  • バイスプライヤ(ロッキングプライヤ)
下はダイソーの200円バイスプライヤ
親子ほどの違いがある
 500円(+税)。全長 200mm。ノーブランドでほぼ新品に近い。ダイソーの200円バイスプライヤ(写真下:全長 130mm)で惚れて、いつか大きなものを買いたいと思っていた。入手後にグリップのネジとばねにグリスを吹いた。
使い方を理解すると便利な工具なので、プライヤ、ウォーターポンププライヤと共に持っておくといいと思う。







  • Joy-Con(L) ブルー/(R) ネオンイエロー
写真では置き方がL・R逆になっている。
が、気にしてはいけない
 本体のみ各2,000円(+税)。いわゆる​「Joy-Conドリフト」のためジャンク扱い。子供の使うJoy-Con修理のために練習用として購入。交換は成功して動作テストも済んでいるが、あいにく私の持っているswich liteでは充電ができない。充電グリップもないので、今はそのまま放置してある。









  • HDMI-Dongle
意外と幅のある本体、アンテナと電源
を兼ねたケーブル
 箱・説明書・付属品付、500円(+税)。説明書は英語と中国語。スマホ、タブレットなどの画面をデジタルテレビやモニターに映し出すためのMiracast対応ワイヤレスレシーバー。スマホの画面は縦、横どちらも映し出すことが可能。最新のスマホなら接続はそんなに難しくない。ただスマホの画面をテレビに映す機会がない。







  • LPL VL-90
 300円(+税)。小型のLEDビデオライト。LEDは砲弾型で黄色LEDが十字型に5個、四隅に白色LEDを4個配置されている。近距離LEDライトとしてビデオカメラのアクセサリーシューに取り付ける。デジカメ用光源とするには照射角が少し足りない。主光源よりは小さめの三脚につけて補助光源とするのがいいかもしれない。

2021/06/11

acer Aspire Timeline AS3810T-PH22X その2

acer Aspire Timeline AS3810T-PH22X
  • LEDバックライト切れを起こしやすい液晶
モニタ下部ゴム足辺りにフレキケーブル
があり、圧力がかかると断線した
 AS3810T-PH22Xの液晶はバックライト切れをおこしやすい。このPCもバックライト切れしている。購入時搭載のAU Optronics製液晶はバックライトと基板をつなぐフレキケーブルが直線のケーブルを90度に折り曲げた構造的欠陥があり、ここに圧力が加わると容易に断線する。 
 液晶パネルの交換は詳細を記載したブログに沿えば容易に交換できる。本機のパネルはかなり早い段階で交換している。確かブログ記事にも記載されたLG Philips製互換パネルに交換したと思う。互換品は基盤の構造が異なるため、同様のトラブルは起きていない。
規格はDDR3 PC3-8500
4GBを2枚増設
  • メモリの最大容量は8GB
 AS3810Tの最大メモリ容量はカタログ上4GBである。しかしAS3810Tのチップセット Mobile Intel® GS45 Expressはデュアルチャネル対応、最大メモリ容量は8GBまでサポートしている。実際8GB(4GB X 2枚)まで増設し、正常に認識している。windows10 64bit版をインストールするなら8GBまで増設するといいだろう。
  • SSDへの交換の効果は大きい
換装した256GB SSD
黄色のプラ段は自作スペーサー 
 本機に搭載されていたHDDは東芝 HDD2H25 MK1655GSX 160GB 5400rpm である。今回 LEXAR NS100 256GB SSDへ換装した。OSはWindows10 64bit をクリーンインストールした。ハードウエア認証済のためSSDを交換しても再認証は不要である。HDDの9 ㎜厚に対しSSDは7 ㎜厚なので、HDDマウントに装着すると2㎜の隙間ができる。空いた隙間にはプラ段を挟んである。
上:HDD、下:SSD
のベンチマーク結果
 交換により起動速度、ログイン速度などのアクセスは確実に高速化した。実際、CrystalDiskMark 8.02で行ったベンチマーク結果を見ても高速化は明らかだ。読み書き速度はシーケンシャル約4~6倍、ランダム約45~68倍と特にランダム性能が飛躍的に向上した。SSD化の効果はメモリー増設の効果より体感しやすいだろう。このSSDの最大シーケンシャル速度は読取り550MB/sだが、ベンチマークの結果はそこまで届いていない。これはハードウエアの限界と思われる。
  • 結論
  OSの64bit化、搭載メモリの増設、SSDへの換装をした。搭載メモリの増設、SSDへの換装によりアクセス速度は向上しても、CPUの処理能力、メモリ帯域の速度が足を引っ張るかたちになっている。ブラウザによるWeb検索、閲覧はサイトによっては表示までに遅さもみられるが、オフィスソフトの使用、メール程度なら不満は感じないだろう。GIGAスクール構想の推奨PCほどの機能・能力はないが、小学生の学習用PCとしては十分だろう。サブPCとして使うなら、リモートデスクトップのクライアントPCとして使うなら十分使用可能である。

acer Aspire Timeline AS3810T-PH22X その1

今日の品は…… 
acer Aspire Timeline AS3810T-PH22X
 発売は2009年。主なスペックは以下の通り
  • CPU: Intel® Core 2 Duo SU9400 1.4GHz
  • チップセット: Mobile Intel®  GS45 Express(グラフィック統合型)
  • メモリ規格:DDR3 PC3-8500
  • メモリスロット:2基、Dual-Channel対応 最大8GB 増設済(カタログ上は4GBまで)
  • ストレージ:160GB HDD → 256GB SSD 換装済
  • 液晶画面サイズ:13.3 型ワイド光沢液晶(互換パネルに交換済)
  • 解像度:WXGA (1366x768)
  • ネットワーク:無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0準拠), Gigabit Ethernet, 
  • Wi-Fi/WiMAX: Intel® Wireless WiFi Link 5150 WiMAX
  • (IEEE802.16e/2.5G WiMAX Forum Certified WAN)
  • 本体サイズ・重量:W322xH28.9xD228 mm、1.6 kg(バッテリー込)
  • 外部端子:アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)、HDMI出力、マイク入力、ヘッドフォン出力
  • USB端子:USB 2.0×3(右2,左1)
  • カードリーダー:5-in-1 カードリーダー (SD/MMC/MS/MS PRO/xD)
  • キーボード:アイソレーション型91キー
  • ポインティングデバイス:タッチパッド、マルチタッチ対応
  • その他:Webカメラ(100万画素)
  • バッテリー:AS09D36、11.1V/5600mAh、63Wh
  • ACアダプター:HP-A0653R3B、Output 19V 3.42A

2021/06/01

SEGA セガトイズ ムービーキャリア

今日のジャンク品は…… 
セガトイズ あそべるムービー ムービーキャリア
OSはトイデジカメ
によく使われる中華OS
 2006年に発売された「セガトイズ あそべるムービー ムービーキャリア」。有効画素数200万画素、レンズは35 mm換算で 48mm相当の単焦点固定レンズ、F値はF2.8のデジタルビデオカメラ。撮影距離は標準、マクロの2焦点切り替え式、マクロ時の最短撮影距離は 20cm。標準は1.6 m~。最大4倍のデジタルズームを搭載する。動画フォーマットはAVI形式で最大解像度320*240、モノラル音声である。電源は単3形電池を2本使用する。記録媒体は1GBまでのSDカードに対応する。
 ビデオカメラを模した小学生向けのデジタルトイである。デジタルカメラとして使う場合、200万画素ながらピクセル補完により300万画素相当の写真が撮影できる。
マクロと標準の2焦点切り替え式
"DIGITAL VIDEO"とかかれてはいるが…
液晶モニタは上下角の調整はできないが、三脚穴はきちんと用意されている。フラッシュは非搭載なので少し暗い室内は苦手である。本体側面の操作部はビデオカメラに倣っていて悪くない。一方、上部の電源スイッチ、ズームレーバーの操作性はよくないが、シャッターは普通である。これの本質はOSを見るとすぐ理解できる。すなわちOSは fpiedi FP500D4 などの廉価トイデジカメで使われる中華OSと同じ、すなわち中華の廉価デジカメをビデオカメラ風にしたものである。であれば動画フォーマットが廉価デジカメのおまけ程度の仕様であるのも理解できる。これはビデオカメラ風トイデジカメとして使うのが正しい使い方だろう。







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Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...