2021/04/27

Hitachi i.mega HDC-504

今日のジャンク品は……
Hitachi i.mega HDC-504
左に並ぶボタン類の操作性は最悪
 2006年に発売された「日立 i.mega(アイメガ)HDC-504」。有効画素数 500万画素、レンズは無名単焦点、35 mm換算で 44.6 mm相当でF値はF3.2。最大4倍のデジタルズームを搭載する。ピント合わせは固定焦点式で、撮影距離は標準で1m~無限大、マクロは13 cm~16 cm。電源には単4形電池を2本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(32 MB)の他、1 GBまでのSDカードに対応する。レンズカバーが電源スイッチを兼ねている。三脚穴はレンズの真下にあたる位置に存在する。2焦点切替式だが、16 cm~1mの間は被写界深度でカバーしているのだろうか。
メモリースロットむき出し
本機の問題は背面ボタンの操作性。一見して十字キーにみえるボタンは決定/フラッシュモード切換である。十字キー的な操作はその上の上下ボタンで行い、決定ボタンで決定する。ここで説明するには面倒なので、気になるなら説明書(gizportリンク)を見てほしい。定ボタンを十字キーにすればまだましだったのだが。操作性に難がある上にスペックもかなり低い。いってみればトイデジ並みである。日立ブランドでデジカメを出すなら、きちんとOEM先は選んでほしい。まあ、トイデジが好きなら問題ないのだが。

2021/04/14

Matchdor SQ8 mini DV

今日のジャンク品は…… 
Matchdor SQ8 mini DV
2ボタンによる操作は面倒
 2018 年頃に発売された「Matchdor SQ8 mini DV」。最短撮影距離は50㎝~ビデオフォーマットはAVI形式、コーディングはM-JPEG。動画は1280X720P(HD) と1920X1080P(FHD) の2種類、フレームレートは30 fps。静止画撮影時の画素数は1200万画素、画角は50 mm相当になる。電源は内蔵リチウムポリマー電池、記録媒体は32GBまでのmicroSDカードを使用する。三脚穴はない。ジャンクの理由は下部の赤外線LED2灯が点灯せず、暗視撮影時に配線図にような模様が映りこむ、付属品の欠品である。通販では「隠しカメラ」「スパイカメラ」など紹介されているが、メーカーは
microSDは32GBまで対応
USBコネクタはミニ8ピン平型タイプ
「小型デジタルビデオカメラ」と称している。1200万画素相当の静止画撮影も可能だが、手振れ補正がなく本体の大きさと操作性の悪さが災いして、手振れのない撮影は難しい。大きさは1辺2cmの立方体と同じで外装は金属製のため見かけより重く感じる。録画ファイルが5分ごとの分割仕様からドライブレコーダーの流用だろうか。ビデオの画質は意外に悪くない。ただし、操作ボタンがMODEボタンとON/OFFボタンの2ボタンしかなく、長押しで設定する内容もあるなど操作性はよくない。結局、説明書を見ながら操作することになるのだが、日本語説明書がポンコツ翻訳でまるで意味が通じない。その代わりに意味は通じるくらい改善されている後継機のSQ11 説明書で代替できるのでそちらを見たほうがいいだろう。

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...