2021/09/28

Hitachi i.mega HDC-508X

今日のデジカメは…… 
Hitachi i.mega HDC-508X
 2007年に発売された「日立 i.mega(アイメガ)HDC-508X」。有効画素数500万画素、レンズは35 mm換算で 44 mmに相当する単焦点固定レンズ、F値はF3.2。最大4倍のデジタルズームを搭載する。撮影距離は標準で1m~無限大、マクロは13 cm~16 cm。電源に単4形電池を2本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(32MB)の他、2GBまでのSDカードに対応する。
 HDC-504の後継に当たる...のだが、基本スペックは一緒。すなわち外観と形式ナンバーを変えただけである。2GBまでのSDカードに対応しただけ進歩かもしれない。固定焦点なのにシャッター半押しがあるのは、おそらく露出算出のためだろうか。この前後の日立のデジカメは中身はほぼ同じなので、気に入ったデザインのものを一つもってればいいような気がする。

2021/09/21

VISTAQUEST VQ3007

今日のトイデジは……
VISTAQUEST VQ3007 ピンク
背面はいかにも
トイデジカメといった感じ
2008年に発売された「VISTAQUEST VQ3007」。有効画素数320万画素、レンズは単焦点固定レンズ、35 mm換算で 45 mm相当、F値は3.0。固定焦点で撮影距離は0.9 m~無限大 。電源は単4型電池を1本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(16MB)の他、256MBまでのSDカードに対応する。
SDカードは前面脇から挿入
丸いデザインはかわいい
本体のピンクは成形色ではなく塗装。撮影後に無水アルコールで清掃したら裏面の塗装が一部剥げてしまった。まん丸の本体はかわいらしく、持ちやすい。底面には目立たないが自立させるための小さな足がある。POWER/MODEボタン、2桁のモノクロ液晶は「LT-DCBP102」等のトイデジと同じながら、画像サイズの変更などの機能が追加されている。USBコネクタは汎用mini-Bタイプ、PCにつなぐとマスストレージとして認識するので使い勝手はいい。画素数は300万画素でトイデジとしては十分である。内蔵メモリの画像は電池が切れるとすべて失われるため、SDカードの使用を推奨する。カードスロットは前面左に部分日食のように欠けた部分である。本機はPCにつなぐと本機の内蔵メモリは8MBとして認識する。説明書には内蔵メモリ16MBとあるので、壊れているのかもしれない。
 このトイデジを見つけたとき、「VISTAQUEST」のロゴと本体デザイン、色から何かの景品か付録かと思っていた。型番検索して「VISTAQUEST」がメーカー名と知ったときは正直驚いた。まん丸のデザインはほとんど見かけない。トイデジらしくていいと思う。





 ※無断転載禁止  All rights reserved !

2021/09/14

maxell WS30

今日のデジカメは……
maxell WS30
操作部は上面に集中している
ボタンはシリコンゴム製
  2000年に発売された「maxell WS30」。有効画素数 35万画素、レンズは 35 mm換算で  35 mm相当の固定焦点、撮影距離は標準モード時 60cm~無限大、マクロモード時 20cm。F値はF4。電源に単3形電池(AA)を 2本使用する。記録媒体は8MB内蔵フラッシュメモリである。
背面はファインダーと状態表示ランプのみ
左側面には撮影モード切替とUSBコネクタ
 背面液晶は持たないが、35万画素ながら当時低価格デジカメとして人気のあった機種である。翌年には後継機として「maxell WS30 slim」が発売されている。必要な情報は上面のモノクロ液晶に表示される。操作部はカメラ上面に配置され、MODEボタンで設定項目の選択、SELECTボタンで変更となる。撮影枚数は最大80枚、カウンターは順算式/逆算式の切り替えができる。光学式透過ファインダーの下部にLED状態表示ランプ配置される。画像の削除はカメラでも行えるが、画像確認と取り出しはPCに接続して行う。カメラ側USBコネクタはタイプAメスのため、タイプAオス-Aオスケーブルを使用する。取り出しには専用ソフトとTWAINドライバーの導入が必要である(Win10非対応)。PCで見るまでどのように写っているかわからないこのデジカメはフィルムカメラ時代を思い出させるデジカメである。
後継機とのツーショット


















 ※無断転載禁止  All rights reserved !

2021/09/07

RICOH Caplio R1

今日のデジカメは…… 
RICOH Caplio R1(シルバー、ブラック)
ボタンの突出も少なめ
ボタン上の印刷は剥がれやすい
 2004年に発売された「リコー キャプリオ R1」。有効画素数400万画素、レンズはRICOH ZOOMレンズ、35 mm換算で 28 ~ 135 mm相当の4.8倍ズーム(5段階ステップズーム機能付)でF値は3.3 ~ 4.8。デジタルズームは最大3.6倍、手振れ補正機能はない。電源は単3形電池(AA)2本、または専用充電池 DB-50を使用する。記録媒体は内蔵メモリー(12MB)の他、512MBまでのSDカードに対応する。本機は Rシリーズの第一弾で本体の厚みを25mmとしながら、4.8倍ズームを実現するため「Retracting LENS System」を採用した。ようするに「Optioシリーズ」や「EXILIM ZOOMシリーズ」に搭載されている「スライディングレンズシステム」に似た発想である。
三脚穴は中央
電池、SDカードは横から装填
 電源はグリップ部をスライドさせる方法で、手持ちのデジカメでは「FinePix F440」が同じ方法である。スライド式のレンズカバーは心地いい動作である。このデジカメは暗いところではAF精度が落ちる印象がある。薄くて軽量なので手振れをおこしやすい。ステップズーム機能とは28mm、35mm、50mm、85mm、135mmに焦点距離を限定するリコー伝統の機能。同社他機種にも搭載されていたが数回使ったあとズームレンズの利便性をスポイルしている気がして使わなくなった。電源は専用充電池より単三形充電池を使うのが簡単でよいと思う。

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...