2020/02/14

FUJIFILM FinePix 40i

今日のジャンク品は……
FUJIFILM FinePix 40i
FUJIFILMニュースリリース
シンプルな背面。操作性はあまり良くない
側面のコネクタ部。一般的なACアダプタも使えるが
リモコンは専用
2000年に発売された「FUJIFILM FinePix 40i」。有効画素数 240 万画素、レンズはスーパーEBCフジノンレンズ、35 mm換算で 36 mmに相当し、F値は、F2.8。最大 2~3.75 倍のデジタルズームを搭載する。電源に単3形電池を 2 本使用する。記録媒体は64 MBまでの3.3 Vスマートメディアに対応する。スーパーCCDハニカム(ISO 200固定)により最大432万画素相当の画質を得られるとしている。本機はmp3プレーヤーとしての機能も有するが、リモコンがないので確認しようがない。そもそもデジカメには不要だし、mp3ファイルで貴重なスマートメディアの容量を食うのはもったいない。
 本機は正方形に近い形状ではあるがホールディングは悪くない。背面操作は十字キーではないが、シンプルですっきりとした印象だ。操作性はあまり良くないが、写真を撮るだけであれば困ることはないだろう。36 mmという焦点距離はフィルムカメラ時代から一般的で使いやすいが、単焦点であれば28 mmにして欲しいところだ。

2020/02/04

OLYMPUS TRIP35

今日のジャンク品は……
 オリンパス トリップ35
オリンパス製品の歴史 オリンパストリップ35 (オリンパス HP)
ピント合わせは4点ゾーンフォーカス
鏡胴下面にゾーンマークに対応した焦点距離が記載
適正露出外ではファインダーに
警告表示(赤ベロ)が出る
1968年に発売された「オリンパス トリップ35」。レンズはOlympus D.Zuiko 40 mm F2.8。最短撮影距離は90 cm。絞りはA(オート)とF2.8~F22(手動絞り)、シャッタースピードは1/30秒・1/250秒(A)、 1/30秒(手動)。ISO感度設定はISO25~ISO400に対応する。巻き上げはノブ式、巻き戻しはクランク式、ピント合わせは目測式の4点ゾーンフォーカスである。オート露出はセレン光電池によるEEとなり、露出不足になるとファインダー内に機械式の赤い警告表示(赤ベロ)が下から現れると同時に、シャッターロックがかかる。鏡胴にある赤色表示(A,3m)を揃えることで、パンフォーカス的撮影が可能となる。ファインダーは固定ブライトフレーム表示で、絞りとゾーンマークを直視できる。オリンパスHPによると、発売から1988年までの20年間販売が続いたロングセラー機とのことである。本機は実際壊れにくく、実に販売から30年~40年近く経過し、ファインダーに曇りが見られる本機も、レンズの汚れは少なく、セレン光電池によるEEは生きており、露出不足による警告表示も正しく動作する。電池不要であるから液漏れ破損も無いことも大きい。マニュアル絞りはフラッシュ撮影のためにあり、シャッタースピードも1/30秒に固定される。なので露出の基本はオートであり、露出補正はフィルム感度の変更で行う。丈夫で壊れにくいカメラであるので初めてフィルムカメラを使う初心者にとっては気軽に使えるカメラだ。

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...