2020/01/29

MINOLTA DiMAGE X

今日のジャンク品は……
MINOLTA DiMAGE X
ケンコー・トキナーHP「Camera History
背面構成はDiMAGE Xシリーズに引き継がれていく
2002年に発売された「ミノルタ DiMAGE X」。有効画素数 196万画素、レンズはMINOLTAレンズ、35 mm換算で 37~111 mmに相当する3倍ズーム、F値は、F2.8 ~F3.6。最大2倍のデジタルズームを搭載する。電源に専用充電池  NP-200を使用する。記録媒体は 1GBまでのSDカードに対応する。
後継機のXtと共に。少し大きいのがわかる
以前「DiMAGE Xt」を紹介したが、本機は当該シリーズの初代機となる。屈曲光学系とインナーズームの採用で、当時光学3倍ズーム搭載機としては驚異的な厚さ2 cmを達成した。後発のDiMAGE Xt と比べて厚みは変わらないが、正面から見た形状は高さがあり、正方形に近い。これは本体の出っ張りがあまりないため、滑りやすいのでストラップが必須である。本機にはNP-200バッテリーが付属していたが、劣化により容量はほぼゼロである。NP-200は充電池の中でも特に劣化しやすいバッテリーであるのが欠点である。

2020/01/21

Prince 16-s

今日のジャンク品は……
Prince 16-s
本来なら巻き取り用のスプールがある
裏蓋の赤窓から裏紙の数字を読み取る
「Prince 16-s」は、発売日・メーカーは不明の戦前から戦後にかけて流行した豆カメラの一つである。ミゼット判と呼ばれる画面サイズ 14mm x 14 mmフォーマットのカメラである。使用するフィルムはミゼットフィルムという、超小型の120フィルムといった感じのフィルムを使用する。撮影可能枚数は10枚である。本来は中判フィルムと同様にフィルム巻き取り用のスプールが必要だが、欠品している。見た目は戦前に発売されていた三和商会の「マイクロ」カメラに似ているが、造りはかなり雑である。固定焦点であるためファインダーは簡易な素通しガラスである。
シャッターは廉価ながらB(バルブ)がついている
レバーはねじである

 シャッターはB(バルブ)、I(インスタント)の2種類である。Iはいわゆるシャッターで大体1/45秒前後とされる。絞りはなく、レンズの焦点距離も不明である。これらのスペックと当時のフィルム感度からも日中野外しか利用できないだろう。
 本機はシャッターレバーに引っかかりがあるが、I,B両方とも動作する。裏蓋開閉レバー部分にゆがみが見られるため、実際には光線漏れすると思われる。こういった豆カメラは子供のごっこ遊びに使うといいのではないだろうか。

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...