2024/02/01

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは…… 
Kenko DSC880DW
(ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW)
設定画面は普通だけど
選択、決定の操作が独特
 2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm F2.8の超広角レンズ。最短撮影距離は15 cm。デジタルズームは最大4倍、手振れ補正機能はなし。電源は単4型電池 2本。記録媒体は32GBまでのmicroSDカードに対応する。 
  前面と背面のデュアルモニターかつIPX8の防水機能を持ったデジタルカメラである。一般に広角よりのコンパクトデジカメで28 mmほどだから、さら超広角である。コンパクトデジカメでしかも安価に超広角を体験できるものはこれしかない。最短撮影距離も切り替えなしで15 cmとここまで寄れるのも超広角ならではである。水中撮影では屈折率の違いから19 mmレンズ相当となる。レンズ位置が左端に近く、超広角なので、うっかりすると自分の指が映り込んでしまう。
焦点距離は1.8 ㎜F2.8。
うっかりすると指が映り込む
 背面は2.7インチTFT液晶と普通であるが、特徴的なのは前面にも液晶画面を有していることだ。











防水仕様の電池室。ジャンク品は浸水の
恐れがあるので水中撮影は無理




















 
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2023/05/31

RICOH CX1

今日のジャンク品は……
RICOH CX1 BLACK
92万画素の高細密液晶は
エントリー向けとは思えない
 2009年に発売された「RICOH CX1」。有効画素数929万画素、レンズはRICOH ZOOM レンズ、35 mm換算で 28~200 mm相当の7.1倍ズーム(7段階ステップズーム機能付)、F値は3.3~5.2。最大4.8倍のデジタルズームを搭載する。電源は専用充電池 DB-70を使用する。記録媒体は内蔵メモリー(88MB)の他、32GBまでのカードに対応する。バッテリーはPanasonicのDMW-BCE10と互換性がある。「CX1」は「R10」の後継機で、シリーズ名称が「R」から「CX」になった。広角から望遠域までカバーする7.1倍ズームレンズ は、若干暗いものの不満はないだろう。新しく搭載した「ダイナミックレンジダブルショットモード」は今でいうHDR機能である。補正効果は4段階、設定でDRあり/なしの両方を保存することもできるが、撮影後の変更はできない。マクロモードの最短撮影距離はリコー伝統の広角側1cmで、約28mm*22mmの範囲が画面いっぱいに映り込む。
軍艦部は標準的。
モードセレクトダイヤルが若干使いづらい
 リコーのデジカメは暗所の撮影に弱い印象。CX1も同傾向にあり、積極的にフラッシュを使ったほうが結果がいい。広角寄りの7倍ズームを最大限生かすには、日中での使用がいいだろう。

2023/03/22

PENTAX Optio E50

今日のデジカメは……
PENTAX Optio E50
背面はE40とほぼ変わらない
 2008年に発売された「PENTAX Optio E50」。有効画素数810万画素、レンズはPENTAX LENS、35 mm換算で 37.5 ~ 112.5 mmに相当する 3倍ズーム、F値は、F2.8~5.2 。最大4倍のデジタルズームを搭載する。電源に単3形電池を2本使用する。記録媒体は内蔵メモリー(9.5MB)の他、 32 GBまでのSDカードに対応する。
 「PENTAX Optio E40」のマイナーチェンジモデルである。主な変更点はDigital SR モード時の最高感度がISO1000からISO1600に上昇、顔認識機能の向上(最大10人)、グリップのデザイン、ぐらいである。

2022/09/20

Panasonic LUMIX DMC-FX8

今日のデジカメは……
Panasonic LUMIX DMC-FX8-S シルキーシルバー
 2005年に発売された「Panasonic LUMIX DMC-FX8」。有効画素数 500万画素、レンズはライカDC VARIO-ELMARITレンズ、35 mm換算で 35 ~ 105 mmに相当する 3倍ズーム、F値はF2.8~F5.0。最大4倍のデジタルズームを搭載する。電源に専用充電池 DMW-BCC12 を使用する。記録媒体は2GBまでの SDカードに対応する。DMC-FX7のマイナーチェンジモデルである。変更点は「バッテリーの大容量化」「ヴィーナスエンジンプラスへの変更」「高感度VGA動画撮影」「撮影モードの追加」「1点高速AFの追加」等である。「ヴィーナスエンジンプラス」は画像処理プログラムでもエントリー機種向けで、DMC-LS1にも搭載されており、省電力化にも寄与しているそうだ。DMC-FX7のマイナーチェンジということもあり、外観的にも前面グリップ部のデザイン以外に大きな差はみられない。どちらかあれば十分だろう。
 購入時、DMC-FX7と同じく撮像素子内部へのゴミ侵入と電源スイッチの暴走(OFFにしても勝手に電源が入る、電源が切れない等)があった。これらはPanasonicデジカメの持病のようなものである。今回も撮像素子のブロアー清掃とコンタクトクリーナー(KURE(呉工業)による電源スイッチの清掃を行っている。


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2022/08/17

CANON Powershot A520

今日のデジカメは…… 
CANON Powershot A520
SDカードスロットは底面に移動
 2005年に発売された「キヤノン パワーショット A520」。有効画素数400万画素、レンズはCanon zoom レンズ、35 mm換算で 35 ~140 mmに相当する4倍ズーム、F値はF2.6 ~ F5.5。デジタルズームは最大3.6倍。手振れ補正はない。電源は単3形電池(AA)2本を使用する。記録媒体は2GBまでのSDカードに対応する。兄弟機は画素数310万画素のA510。
13種類の撮影モードダイヤルは使いやすい

 PowerShot Aシリーズのスタンダードモデル A85の後継機にあたるA520。光学ズームレンズは3倍から4倍、使用する電池の数は4本から2本に、記録媒体はCFカードからSDカードに変更された。そのためグリップ部はかなりスマートになった。撮影モードは全部で20種類。軍艦部のモードダイヤルには個別に振り分けられた12種類と8種類のモードをまとめたスペシャルシーンが振り分けられている。このダイヤルは大きくて使いやすいものとなっている。ホールディングはよいものの、手振れ補正機能がないので手振れには気を使う必要がある。


















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2022/07/22

TOSHIBA dynabook Satellite B55/D

今日のPCは…… 

TOSHIBA dynabook Satellite B55/D 
発売は2007年。主なカタログスペックは以下の通り
  • OS: Microsoft Windows10 Pro 64bit 
  • CPU: Intel® Core™ i5-6200U 2.3GHz (第6世代)
  • メモリ規格:PC3L-12800(DDR3L-1600)SDRAM、デュアルチャネル対応
  • メモリ容量(標準/最大):標準4GB/16GB
  • メモリスロット:2スロット(標準 空スロット*1)
  • ストレージ:500GB HDD(5,400rpm、Serial ATA対応)
  • 液晶画面サイズ:15.6型  TFTノングレアカラー LED液晶(省電力LEDバックライト)
  • 解像度:WXGA (1,366×768)
  • グラフィックアクセラレーター:インテル® HD グラフィックス 520(CPU内蔵)、ビデオRAMはメインメモリと共用
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ HL-DT-ST DVDRAM GUD0N
  • 有線LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake On LAN対応)
  • 無線LAN/Bluetooth:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠/Bluetooth® Ver4.0準拠
  • キーボード:106キー(JIS配列準拠、テンキー付)、キーピッチ 19mm、キーストローク 1.5mm
  • ポインティングデバイス:ジェスチャーコントロール機能付きタッチパッド
  • インターフェース:HDMI x1、VGA x1、USB3.0 x2、USB2.0 x2、SDスロット x1
  • 本体サイズ・重量:W379 mm x H23.9 mm x D257.9 mm、2.3 kg(バッテリー込)
  • バッテリー:PABAS283 × 1個
  • バッテリー駆動時間:約8時間(新品時)
  • ACアダプター:19V 2.37A
  • 購入時の状況:メモリ4GB、HDDなし、ACアダプターは同社他機種用の可能性、リカバリーディスク有

モニタを開けばほとんど目立たない
位置にメーカーロゴがある
1. Dynabookの法人向けPC
  KSI官公庁オークションで落札した本機は、TOSHIBAの法人向けラインアップの中ではベーシックモデルに該当する。天板左下には法「TOSHIBA」の小さいロゴはシンプルでとてもいい。本体も薄く持ち運びも苦ではない。一般に法人向けはカスタマイズされていることが多い。本機の場合CPU、光学ドライブは最上位、無線LAN/Bluetoothを搭載する。一方、ディスプレイはWXGA、初期メモリ4GB、内蔵webカメラなしは標準的なところである。

右側面にHDMI、VGA、USB3.0×2、
排気口、電源コネクタ

2. 業務用としては十分なインターフェース
 インターフェースは右側面にHDMI、VGA、USB3.0×2、左側面にUSB2.0×2、LANコネクタ、マイク入力/ヘッドホン出力端子が配置されている。業務用ベーシックモデルとしてもこれだけあれば十分だろう。タッチパッドはやや大きめなサイズである。本体中心より左によっているが、これはキーボードがテンキー付きのため、テンキーを除いたキーボードのほぼ中心に配置したためである。



左側面にマイク入力/ヘッドホン出力端子、
USB2.0×2、LANコネクタ、光学ドライブ
3.  購入後のリカバリー他
 OSリカバリー前に手持ちのHDDとメモリを8GB(4GB*2)に増設した。裏ブタは23本のねじとツメで組み付けてある。数が多くてねじ止めが面倒なこととねじ山をつぶれやすいので、分解作業は少なく済ませよう。DVDによるOSリカバリーはOSアップデート、ドライバーアップデートを含め丸2日ほどかかった。Windows11に非対応であるが、強制アップデートさせている。一部使えない機能はあるものの、通常使用する分には問題なく動作している。





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2022/06/17

セコニック オートルミ L-158&オートメーター L-188

今日の品は…… 
セコニック
オートルミ L-158(左)
オートメーター L-188(右)
測光素子の違い
 「セコニック オートルミ L-158」「セコニック オートメーター L-188」は共に1978年に発売された反射光式露出計である。測光素子として「L-158」はセレン光電池「L-188」はCdSセルを使用している。また「L-188」は電源に、G13型 1.5V酸化銀電池(SR44)1個が必要である。 
 測定範囲(ISO100)受光角度は「L-158」はEV 7-17、受光角度 65度、「L-188」はEV 3-18、受光角度 60度である。受光角度は、準広角35 ㎜レンズに相当する。本体の大きさはほぼ同じであるが、厚みはセレン光電池を使用している「L-158」のほうが厚くなっている。
「L-158」はシンプルな構造
 使い方はどちらもほぼ同じで極めて簡単である。使用するフィルム感度を設定し、被写体側に受光部を向ける(L-188は本体横のスイッチを押す)。そのままダイヤルリング操作して振れた針に緑のガイドマーク先端の中心を合わせる。すると、EV値とシャッター速度と絞りの組み合わせがダイヤル上に示される。ガイドマーク先端は円形になっており、中心が適正値、円の端に合わせると±0.5補正値となる。「L-158」は電池不要で被写体に向けていればいいが、低光度域に弱い。「L-188」は高感度である一方、測定中はボタンを押し続けなければならない。また露出値は電池の電圧低下の影響を受けるため、測光前に背面のバッテリーチェックボタンを押し、メーター部の緑のドット位置の針が来るか、必ず確認する必要がある。
測光ボタンが左にあるL-188」
メーターの緑点はバッテリーチェック用
 「L-158」は高校時代にカメラ屋で購入し、一時期二眼レフを使っていた時に使用していた。数百円とはいえ電池がいらないのは高校生には重要であったし、野外でしか使わなかったので低光度に弱いという点も問題にならなかった。
 「L-188」はジャンクとして売られていたもので、購入時はバッテリーチェックボタンが液漏れによる錆で固着していた。分解清掃でチェックボタンが復活し、通電も問題なく動作した。ただし、このころの露出計は受光素子の劣化による誤差がある恐れがある。最終的には正常な露出計を持つフィルムカメラでどのくらいの誤差があるか知っておいたほうがいいだろう。








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2022/05/11

KONICA C35 E&L(再編集版)

今日の品は……
KONICA C35 E&L
ピクトグラムの書かれたピントリング
その下のリングは露出リング
 1971年に発売された「コニカ C35 E&L」。愛称は「気楽なじゃ~に~」。レンズは KONICA HEXANON 38mm F2.8。ピント合わせは目測式4点ゾーンフォーカス、電子式レンズシャッターでシャッター速度は1/30秒~1/650秒、X接点は1/25秒、シャッター羽は2枚。露出調整はCdSによるプログラムEE専用。ASA(ISO)感度設定は25~400。電池はMR44 (H-C型)を1個使用する。
 C35 E&L はコニカC35と同じHEXANONレンズを使用しながら、連動距離計とセルフタイマーおよびシンクロコード接点を省略し、ピント合わせをゾーンフォーカス式、ホットシュー専用とした廉価機である。
フィルム室内はC35と同じ
 ゾーンフォーカスとは決められた距離にピントを置き、その前後を被写界深度でカバーする方式で、連動距離計式と固定焦点式の中間に位置する。このカメラの場合、露出をA(自動露出)にしてピント位置を目測でピクトグラム(下に距離)から適当なものを選んで写せばよい。なお鏡胴のピクトグラムはファインダーから視認できる。ファインダー内で構図合わせ、露出状態を知ることができる。フラッシュ撮影はホットシュー対応のもののみ使用できる。露出リングにはAのほかに外付けフラッシュ使用時のガイドナンバー(G.N.)を示すドッドが記されている(A,10,14(専用),20,28(キューブフラッシュ),40,56)。フラッシュマークは専用フラッシュ、木のようなマークはキューブフラッシュを示す。なおフラッシュ撮影時の有効撮影距離は2m~5m(ゾーンフォーカスでは3m)。
 電源はMR44水銀電池であるが、代替品としてLR44が使用できる。ただしLR44は公称電圧1.5Vなので適正露出値より+1/3高く示す。また電圧の低下が起きやすく、露出計の値が安定しにくい。ただしラチュードの範囲が広いネガフィルムなら、あまり気にしなくていいだろう。






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2022/04/25

HP Pavilion dm1-4303AU

今日のPCは……
ヒューレット・パッカード(HP) Pavilion dm1-4303AU
発売は2013年。主なカタログスペックは以下の通り
  • OS: Microsoft Windows8 64bit
  • CPU: AMD E1-1200 APU 1.4GHz, L2キャッシュ 1MB 
  • メモリ規格:PC3L-12800(1066MHz)SDRAM
  • メモリ容量(標準/最大):標準2GB/8GB
  • メモリスロット:2スロット(標準 空スロット*1)
  • ストレージ:320GB HDD(5,400rpm、Serial ATA対応)
  • 液晶画面サイズ:11.6型  ワイドHDウルトラクリアビュー(光沢液晶)
  • 解像度:WXGA (1,366×768)
  • グラフィックアクセラレーター:Radeon HD 7310(CPU内蔵)、ビデオRAMはメインメモリと共用
  • 有線LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake On LAN対応)
  • 無線LAN/Bluetooth:IEEE802.11b/g/n準拠/Bluetooth® Ver4.0準拠
  • キーボード:85キー(JIS配列準拠)、キーピッチ 18.6mm、キーストローク 1.8mm
  • ポインティングデバイス:マルチタッチジェスチャー対応タッチパッド(オンオフ機能付)
  • インターフェース:HDMI x1、VGA x1、USB3.0 x1、USB2.0 x2、SDスロット x1、マイク入力x1、ヘッドホン・ラインアウト出力x1
  • Webカメラ:HP TrueVision HD Webcam(約102万画素)
  • 本体サイズ・重量:W292 mm x H20.5~34.5 mm x D216 mm、1.53 kg(バッテリー込)
  • バッテリー:646755-001 × 1個
  • バッテリー駆動時間:約4時間(新品時)
  • ACアダプター:65W スマートACアダプター
  • 購入時の状況:メモリ6GB(4GB+2GB)、ACアダプターなし、windows10インストール済、バッテリー不可
右下の機種名ロゴ

1. HPの格安モバイルノートPC
 Pavilion dm1はHPの11.6型モバイルノートPCである。本機のCPUはAMD製のGPU統合型APU(Accelerated Processing Unit)。CPUはIntelのatomシリーズに相当する。
 本機はWindows10 64bitクリーンインストール済みであり、2GBのメモリを4GBメモリに交換し、総メモリを8GBにした。ACアダプターは手持ちで代用しているが、バッテリーを外さないと起動しなかった。液晶周りのベゼルは大きいため画面は小さく見える。液晶の解像度はWXGA 、光沢液晶で明るくて見やすい。
本体塗装面の図柄と天板のロゴ

2. 表面塗装は好みが分かれる
 天板、底面はアッシュブラック (HP ソフトタッチ・インプリント)塗装されている。これは模様付きゴム引きであり、滑り止め効果が高い一方、埃が付きやすい。劣化でべたつきが出る恐れがあるが、現状では劣化は少ないほうである。表面には麻の葉文様のようなデザインが描かれている。これは好みが分かれるところで、模様が不要と思うユーザーも多いだろう。ロゴはシンプルで控えめである。



マザーボードの配置
3. マザーボードへのアクセスは容易
 通常メモリー増設などでマザーボードへアクセスする際はねじ止めされた裏面カバーを外すことが多い。このPCの裏ブタはバッテリー取り外しレバーを引いたまま、裏蓋をスライドさせれば外すことができる。簡単にメモリーとHDDへアクセスできるのでHDDの交換やメモリ増設のちょっとした練習台にもなる。APUが非力なので高速化のためのSSD化やメモリ増設は必須であるが、それも容易なのもこのPCの強みである。


右側にUSB2.0*2、有線LAN、VGA
音声・マイ端子、SDスロット

4. 拡張性は十分、OSは…
 出力インターフェースは十分である。最近のモバイルPCでは省略されている有線LANポートも残っている。VGAだけでなくHDMIポートもあるので、外部モニタにつないでメール、文書整理、あるいはパワーポイントによる発表は困らないだろう。USBポートはUSB2.0*2とUSB3.0*1と特に困らないだろう。
 標準OSはWindows8なので、Windows10までとしたほうが良いだろう。その後はChromeOS、Linuxで延命できるだろうが、そこまでこだわるよりは素直にPCに変えたほうがよい。
左側は電源、USB3.0*1、HDMI、
排風口














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2022/04/22

Canon 110ED20

今日のジャンクカメラは…… 
Canon 110ED20
上面にシャッターボタン、ホットシュー、
ピントレバー、絞りレバー、日付表示
 1977年に発売された「キヤノン 110ED20」はレンズシャッター式ポケットインスタマチック(110フィルム)カメラである。レンズはCANON LENS 26mm F2(35 mm換算で53 mm F2)。ピント合わせは二重像合致式距離計内臓、ゾーンフォーカスマーク併記。シャッター速度は電子制御式1/1000~2秒、機械式1/125秒(X速度)。露出調整はCdSによる絞り優先EE、絞り値はお天気マークによる選択式(F2, F4, F8, F16)。デート機構内蔵、ASA(ISO)感度設定はオートセット式(ISO100、400)。電池は4LR44(4G-13型)を1個使用する。
フィルムカバー内に電池室がある
 110ED20はキヤノンのポケットインスタマチックカメラ最終機である。「ポケットインスタマチックカメラ」より「ポケットカメラ」または「110(ワンテン)カメラ」のほうが一般的には通じるだろう。
 最終機というだけに110カメラとしてここまでのスペックはかなり豪華である。前面にはスライド式のカバーがあり、連動距離計付きファインダー、内蔵露出計、レンズを保護している。唯一フラッシュ内蔵ではない点が残念なところ。ちなみにほぼ同じ時期・価格帯でフラッシュ内蔵35㎜コンパクトカメラ「A35デートルクス」が発売されている。一般的にはそちらを選んだだろう。







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2022/04/18

サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037

今日の一品は……
サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037
洗浄槽が分離するので
置き場所の選択肢が広い
 「超音波洗浄機 200-CD037」は洗浄槽分離式の超音波洗浄機である。本体重量 1.25kg、本体サイズ W200×D195×H150mm、ケーブル長 1.5m。消費電力 26W、超音波周波数 42kHz、 付属品は洗浄かご、CD-DVDスタンド、アクセサリーホルダー。
一般的な超音波洗浄機は多くが一体型に対し、本製品は洗浄槽が取り外せる点が最大の特徴である。洗浄槽の大きさはW150×D125×H45mm (最大径、容量 750ml) の楕円形(ただし水位の関係上高さは40㎜まで)でCD/DCDが十分入る大きさである。洗浄槽のみを持ち運ぶことができるので、本体を置く場所の自由度が高い。洗浄槽の底面には本体との接続端子があるので、そこだけ濡れていればふき取るようにする。本体には電源、設定、スタートの各ボタンと時間表示版がある。電源スイッチを入れると、標準洗浄時間である180秒を示す。洗浄時間は設定ボタンで最短60秒から最大300秒まで60秒単位で変更できる。
大き目のメガネがぎりぎり入る
あとは洗浄物と水(中性洗剤の併用を推奨)を入れ、蓋をしてスタートボタンを押し、洗浄後は流水で十分すすぐ。
 超音波洗浄機はすごく汚れが落ちると過大評価されがちである。現実には曇り、固着汚れ、錆など落ちない汚れのほうが多い。超音波洗浄機が最も得意とするのは微細な隙間に入り込んだ粉塵汚れや油脂汚れである。代表的なのが眼鏡の汚れ、電気シェーバーやバリカンの刃の切りくず、時計の金属バンドの隙間に入り込んだ砂や皮脂汚れである。例えば眼鏡を洗浄した際に鼻あてやレンズの隙間から出てくる汚れは、普段のふき取りや水洗では気づかない汚れである。なお超音波洗浄機で洗えないものも多いので、説明書等でしっかり確認しておきたい。
 本機は以前超音波洗浄機「TKS-210」として東芝から発売されていた。洗浄かごの形状が、TKS-210の網皿形状から側面のある深いかごとなり、かごごと取り出す際に洗浄物の落下がなくなった。しかしその分容量が若干小さくなっており、TKS-210でぎりぎりだったものは入らない可能性があるので気を付けてほしい。



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Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...