サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037
洗浄槽が分離するので 置き場所の選択肢が広い |
一般的な超音波洗浄機は多くが一体型に対し、本製品は洗浄槽が取り外せる点が最大の特徴である。洗浄槽の大きさはW150×D125×H45mm (最大径、容量 750ml) の楕円形(ただし水位の関係上高さは40㎜まで)でCD/DCDが十分入る大きさである。洗浄槽のみを持ち運ぶことができるので、本体を置く場所の自由度が高い。洗浄槽の底面には本体との接続端子があるので、そこだけ濡れていればふき取るようにする。本体には電源、設定、スタートの各ボタンと時間表示版がある。電源スイッチを入れると、標準洗浄時間である180秒を示す。洗浄時間は設定ボタンで最短60秒から最大300秒まで60秒単位で変更できる。
大き目のメガネがぎりぎり入る |
あとは洗浄物と水(中性洗剤の併用を推奨)を入れ、蓋をしてスタートボタンを押し、洗浄後は流水で十分すすぐ。
超音波洗浄機はすごく汚れが落ちると過大評価されがちである。現実には曇り、固着汚れ、錆など落ちない汚れのほうが多い。超音波洗浄機が最も得意とするのは微細な隙間に入り込んだ粉塵汚れや油脂汚れである。代表的なのが眼鏡の汚れ、電気シェーバーやバリカンの刃の切りくず、時計の金属バンドの隙間に入り込んだ砂や皮脂汚れである。例えば眼鏡を洗浄した際に鼻あてやレンズの隙間から出てくる汚れは、普段のふき取りや水洗では気づかない汚れである。なお超音波洗浄機で洗えないものも多いので、説明書等でしっかり確認しておきたい。
本機は以前超音波洗浄機「TKS-210」として東芝から発売されていた。洗浄かごの形状が、TKS-210の網皿形状から側面のある深いかごとなり、かごごと取り出す際に洗浄物の落下がなくなった。しかしその分容量が若干小さくなっており、TKS-210でぎりぎりだったものは入らない可能性があるので気を付けてほしい。
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