今日のジャンク品は……
FILM CAMERA EDX DL2000A
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A-8000と異なり、絞りを空けると
レンズ先端が伸びる。 |
発売日不詳の「EDX DL2000A」。レンズは固定焦点50 mm F6.3。撮影距離は1.5 mから無限大。シャッター速度は不明、絞りは2枚、F6.3,8,11,16の4種。セルフタイマーによる撮影が可能である。電源に単3形電池2本使用する。
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ペンタ部のウエストレベルファインダー。
モードダイヤルっぽいのは巻き上げ設定 |
本機はクレーンゲームの景品であり、「
HENRYCON A-8000」とレンズまわりの仕様は一緒であるが、こちらは簡易モータードライブである。ただし、フィルム装填後に1枚目まで巻き上げる機能はない。
A-8000では絞りを動かしてもレンズ周りに変化はないが、このカメラは絞りを変えると、レンズ先端のプラスチックフィルター(ただの薄いPET板)が前後に動く。レンズ周りの意匠はニコンの一眼レフレンズに似ている。ただし、記載されている数字、文字、ピクトグラム等は
A-8000と同じである。モードセレクタのようなダイヤルは巻き上げ、巻き戻しの設定だけである。ダイヤル色が金色なのは中華的仕様である。
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A-8000と比較すると巻き上げモーターとウエストレベル
ファインダーのためがこちらの方が一回り大きい |
本機には透視ファインダーのほかに、ウエストレベルファインダーをペンタ部に備えている。このカメラは固定焦点であるから。構図合わせしか使えないが、フォーカシングスクリーンが小さいうえに倒立像なので慣れが必要である。「RED EYE REDUCTION」との表記があるが、単にシャッターボタン横の赤ランプがつくだけである。内臓フラッシュはないし、ランプ光自体も弱いので効果があるとは思えない。
本機は
A-8000より一回り大きく、電動巻き上げ、セルフタイマー、無駄なギミックと色々追加されて、トイカメラながら存在感がある。が、ネット上はあまり情報がない。そんなのを2台持っている。どうしようか。