2019/08/05

Panasonic LUMIX DMC-LC20

今日のジャンク品は……
Panasonic LUMIX DMC-LC20
Panasonic DMC-LC20 商品概要
背面の光学ファインダーは左に寄っているが、
正面はレンズ上部に開いている
2002年春に廉価機種として発売された「DMC-LC20」。有効画素数200万画素、レンズにはライカDCバリオ・エルマリートレンズ 35~105 mm相当の3倍ズーム、F値は、F2.8~4.6 。「バリオ」はズームレンズ、「エルマリート」は開放絞り値がF2.8であることを表す。最大2倍のデジタルズームを搭載する。記録媒体に2GBまでのSDカードを使用する。
電池を交換する場合は、カード交換時と
同様に開き、さらにスライドさせる
電源には単3形「充電池」2本を使用する。わざわざ括弧書きしている理由、それはこのデジカメはアルカリ乾電池に対応していないのだ。そのことは説明書P.21に「アルカリ乾電池、マンガン乾電池は使用しないでください」と明記されている。本来付属の充電池でも、モニターON時で約50分、100枚程度しか撮れないくらい電気を食うのである。本機を使用するなら2000 mA以上の大容量充電池を使うほうがいい。
SDカードのみ交換する場合はこのように開く
光学ファインダーは意外にこった造りになっている。背面部は液晶の中心軸上、正面部はレンズ中心軸上に沿って開口している。また三脚穴もレンズ中心軸に沿って配置されている。カメラをよく知った人が設計したのだろうか。電池室とSDカード挿入口はおなじところに配置されている。蓋はヒンジ部とスライド部の2段構成となっている。SDカードのみの交換はヒンジ部で開けば交換できる。しかし電池を交換する場合、一度ヒンジ部を開き、スライドさせる必要がある。本機はハードオフではなく、カメラ屋で故障品として売られていたものである。といっても電池蓋中央ヒンジ部の亀裂と本体の傷、擦れによる塗料はがれ以外、撮影に支障のある故障箇所はない。中古品として売れないか、SDHCカードを認識しなかったために故障と判断されたのかもしれない。個人的に欲しかっただけに、入手できたのは幸運だった。

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