2019/09/02

FUJIFILM FinePix F710

今日のジャンク品は……
FUJIFILM FinePix F710
FUJIFILMニュースリリース
背面液晶は16:9のワイド液晶
4:3で撮影する場合は左右に余白ができる
ハイスペック機と感じさせるモードダイヤル
2004年春に発売された「FUJIFILM FinePix F710」。有効画素数620万画素(S画素:310万画素、R画素:310万画素)「スーパーCCDハニカムSR」を採用している。この撮像素子を使用しているのは前機種の「F700」と本機のみである。このCCDは性能が異なる310万画素の撮像素子2種類の組み合わせと画像処理で620万画素相当の画像を実現している。レンズはフジノンレンズ 32.5~130 mm相当の4倍ズーム、F値は、F2.8~5.6。最大2.2倍のデジタルズームを搭載する。電源にリチウムイオンバッテリー NP-40を使用する。記録媒体は512MBまでのxDピクチャーカードに対応する。本機はワイド液晶モニターを搭載し、一般的なアスペクト比4:3の撮影の他に、16:9でのワイド撮影に対応した。この売りにしているワイド撮影機能は、4:3で撮影した画像の上下左右をカットして16:9にする「疑似ワイド撮影」である。フィルムカメラ時代の「パノラマ写真」を知っている世代ならわかるだろう。残念なことに広角側が32.5 mmしかないため、思ったほどワイド感は感じない。
レンズ横にはコンティニアスAFボタン
前機種「F700」と本機は不遇のデジカメである。F700はスーパーCCDハニカムSRの製造遅れにより発売が延期したあげく、そのCCDも不良でリコールとなった。対策された本機でもネット上には一部にCCD不良があったり、動画撮影の不具合、シャッター不良などとトラブルの報告が多い。正常動作する機体を見つけたら丁寧に扱いたいものである。




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