2019/09/17

Kenko DSC517

今日のジャンク品は……
Kenko DSC517 SV(シルバー)
トイデジであることを感じさせる
明朝体の日本語フォント
珍しい三点ゾーンフォーカス
フラッシュはマクロでは発光しない
DSC517 SVは光学製品専門メーカーのKenko(ケンコー・トキナー)から発売された500万画素搭載デジカメである。SVは型番ではなく色番(シルバー)である。EXIFデータを見るとSyntek TPE 製model STK1201というデジカメが元になっている。一般的にはトイデジカメというジャンルに分類される。FinePix S9000のズーム画像と比較した結果、画角から搭載レンズはだいたい50 mm 相当と思われる。AFは搭載されていない。トイデジカメで一般的なマクロ、無限大の二点ではなく、デジカメでは珍しい三点ゾーンフォーカスを採用している。ただし、その効果は疑問が残る。デジタルズームとして8倍まで対応しているが、実用的なのは2倍までだろう。起動後の動作は緩慢で、シャッターを押してから撮影までタイムラグがある。
 一見するとなんとなくEXILIMっぽい雰囲気がある。ただし手に取れば縁日のおもちゃでありそうなチープさである。ちなみに購入時の動作確認では動かなかったが、家に持ち帰り、奥の電池接点を少し起こすと無事起動した。電池接点の接触不良だったようだ。最近こういった安価なデジカメのジャンクはなかなか入手できなくなってきた。寂しい限りである。




0 件のコメント:

コメントを投稿

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...