minolta HI-MATIC 7s
絞りとシャッターにある「A」を矢印に 合わせると自動露出となる。 |
EV表示窓の下にあるV表示レバー はセルフタイマーである |
レンズ鏡胴下部には感度設定レバー OFFにすると電源が切れるらしい |
本機は製造から50年近く過ぎ、ファインダーに曇りとフィルム室内のモルトの劣化が見られるが、シャッター、絞りは正常に動き、レンズのカビもわずかである。ただし液漏れによる電池室の損傷があったため、当初露出計、EEは動かないと思っていた。電池室の錆と汚れをできるだけ取り除き、代替電池を入れてみると露出計、EEともに動作した。正しいシャッター速度が出ているかはわからないが、嬉しい誤算だった。底面内部の腐食状況を見たかったが、余計なことをして故障させたくないので今はそのままにしている。
フィルム感度設定値に「OFF」が存在する。露出計の電源OFFスイッチと思われるが、よくわからない。
45 ㎜ F 1.8は標準レンズとして人の目の視角に近く、自然な写真が取れ、レンズも小さく作れるとして一眼レフ用も存在した。28 mm以上の広角レンズが一般的になっている現在では扱いにくいかもしれない。
ちなみに本機の購入理由は本体より錆に埋もれていた電池の方である。結局意味はなかったのだが。
0 件のコメント:
コメントを投稿