2022/02/18

SEKONIC ZOOM METER L-228

今日のジャンク品は…… 
SEKONIC ZOOM METER L-228
セコニック70周年記念特設サイト内
右側面上部にズームリング、
下部にダイヤル目盛
 1968年に発売された「セコニック ズームメーター L-228」。測定方式は2段階切り替え可能な反射光式。受光素子はCdS、受光角は8.2~28度(35 mm換算で300 ~ 85 mm相当)。測定範囲はEV3~17(低感度と高感度の境はEV11)、ISO(ASA)目盛は0.1~16,000、絞り目盛はF1~32,シャッター目盛は64 秒~1/1000秒。電源はH-D(MR9)水銀電池 2個。
背面には接眼部と
受光感度切り替えボタン
 単独露出計には入射光式と反射光式があるが、L-228は反射式露出計である。一般の露出計が主に広角域を測光するのに対し、この露出計は受光部にズーム機能を組み込むことで中望遠~超望遠レンズの画角に合った露出値を求めることができる。また受光角は8.2度のスポット露出計としても使用できる。
 本体正面には受光部、電源/BC (Battery check)ボタンがある。レンズ下部にある白い部分はファインダー内表示用採光窓である。
右側面に、ズームリングと露出ダイヤル目盛が設置、受光部で読み取ったEV値をダイヤルの三角に合わせることで最適なシャッター速度と絞りの組み合わせを決定する。電池ボックスは左側面である。背面には接眼部と受光感度の切り替えボタンがある。
 電源はH-D(MR9)水銀電池の代わりに、LR44電池+スペーサー2個で代用することで動作確認した。ただし動作電圧がわずかに高いため、機器の寿命を早めることと、露出値がずれる点に留意しなければならない。












 ※無断転載禁止
  Repost is prohibited !

0 件のコメント:

コメントを投稿

Kenko DSC880DW

今日のデジカメは……  Kenko DSC880DW (ケンコー・トキナー 旧製品ページ DSC880DW ) 設定画面は普通だけど 選択、決定の操作が独特  2013年発売の「ケンコー DSC880DW」。有効画素数800万画素、レンズは固定焦点式、35 mm換算で 14 mm...