今日のジャンク品は……
FUJIFILM CLIP-IT80
FUJIFILMニュースリリース
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大型のモード選択ダイヤルは使いやすい
電源スイッチは好みが分かれる |
1998年に発売されたFUJIFILMの85万画素デジカメCLIP-IT80。初めて買ったデジカメでもある。
記録媒体はスマートメディア、電源は単三電池4本である。当時としては小型で携帯性に優れていた。
40 mm相当のフジノンレンズを搭載し、固定焦点で標準・マクロの切り替え式であるから、「写ルンです」のような感覚で気軽に撮れるデジカメといえる。
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購入翌日に破損してしまった電池室の
ロック爪を補修した。 |
操作性、液晶の性能、視認性などはまだ模索中、発展途上であるので、今の基準で考えるのは無意味である。余分な機能が少ない分、初めて触っても使いこなせるだろう。
このデジカメには苦い思い出がある。購入翌日に落としてしまい、電池蓋のロック爪を一つ折ってしまった。爪一つでは強度不足による破損の恐れがあったため、テープでとめていた。
最近、「
プラリペア」という造形補修剤を使って修復を試みた。写真では見にくいが、折れた部分をミニルーターでザラザラにし、補強材としてホチキスの針で作製した芯を刺し入れている。残っているロック爪から型取りし、プラリペアを使って折れた爪を再生した。10分程度で型を外し、念のため翌日まで乾燥させた。
今のところ問題なく使えている。壊れても直せるからいいか。