2019/07/08

FUJIFILM FinePix S9000

今日のジャンク品は……
FUJIFILM FinePix S9000
FUJIFILMニュースリリース
鏡胴の表記は35 mm換算値で書かれている
ズームリングの下にはマニュアル用のピントリング
2005年、「ネオ一眼デジタルカメラ」として富士写真フイルムより発売された「FinePix S9000」。レンズ交換は出来ない一眼レフカメラである。
従来のAF一眼レフとおなじ軍艦部
背面液晶は上下チルト式
ファインダーとは排他利用になる
900万画素の撮像素子は高感度でもノイズが少ないハニカムCCDである。搭載レンズはフジノンレンズ 10.7倍ズームレンズで28 mm~300 mmに相当し、広角から望遠域までカバーできる。専用フードとして花形フードが付属する。広角マクロ以外に最短1cmのスーパーマクロ機能も搭載している。ズームは手動式で操作性は良好である。また、ズームリングと本体の間にはマニュアルフォーカス用のピントリングがある。ただ液晶ではピントの山がわかりにくいこともあって、マニュアルを使う機会は少ないかもしれない。 電源には専用バッテリーではなく、汎用性の高い単三電池を四本用いているため、バッテリーの心配が無い点はありがたい。使用する。記録媒体はxDピクチャーカードとコンパクトフラッシュの二種類が使用できるが、入手性や容量からも発売当時からコンパクトフラッシュの使用になるだろう。本機はフィルムカメラで一般的だった機械式ケーブルレリーズを使用できるのは珍しい。ファインダー(EVF)と背面液晶の二つを搭載し、一眼レフ的に使用するならEVF、コンパクトデジカメ的に使用するなら背面液晶を利用する。ただ切替はMINOLTAのDiMAGE A1のように自動切り替え式ではない点は少々めんどくさい。本格的な一眼レフデジカメを使う前に、本機のようなデジカメで練習してから、一眼レフデジカメに移行してはどうだろうか。

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