2021/07/20

Panasonic SDR-S100

今日のジャンク品は…… 
Panasonic SDR-S100
本体は意外に大きくて持ちにくく、
録画・ZOOM操作もしにくい
 2005年に発売された「Panasonic SDR-S100」。最大有効画素数は動画64万×3(4:3)/54万×3(16:9)、静止画71万×3(4:3)/54万×3(16:9)、レンズはLEICA DICOMAR レンズ、35 mm換算で 動画:45.6~456mm(4:3)/46.7~467mm(16:9) 静止画:43.4~434mm(4:3)/47.0~470mm(16:9)に相当する10倍ズーム、F値は1.8~2.8。デジタルズームは25/100倍の2段階。電源は専用充電池 VW-VBE10を1本使用する。記録媒体は2GBのSDカードに対応する(静止画モード時、動画モード時は256MB~2GB)。動画はMPEG2 (VBR,SD-Video)形式、記録画素数は
高画質3CCDを強調するロゴ
MEGA O.I.Sは静止画のみ有効

704*480、30fpsのSD画質で、2GB SDカードに標準画質で約50分前後の録画ができる。バッテリー性能は連続80分撮影可能、付属していたバッテリーは保存状態が良好で、公称値通りだったが、交換用は代替品もないのが現状である。3CCD、光学式手振れ補正の採用など、ビデオカメラの機能に不満はない。一方で本体が片手で持つには太いため撮影時のホールディングが悪く、ズーム操作など背面ボタンへのアクセスが厳しい。落下のリスクが高いのでストラップは必須である。また広角側がかなり弱いのでワイドコンバージョンレンズが欲しいところだ。レンズのシャッターカバーはフードを兼ねている。時期的にSDHCカードに対応していないのが残念である。
背面にはズームレバー、録画ボタン、
十字キーなどが並ぶ。
 撮影した動画はSDカード内「SD_VIDEO」フォルダの「PRG00*(*=1,2...)」フォルダにMOV***.MODファイルとして保存される。このファイル自身はmpg動画なのでPCの動画プレイヤーでそのまま再生できる。しかし4:3で撮影した動画は問題ないが、16:9で撮影した動画を専用ソフト以外で再生するとアスペクト比4:3の動画(すなわち縦長の動画)として再生される。付属の専用ソフトはないので、16:9で撮影した動画はアスペクト比のみ修正して無劣化の.mpgファイルとして変換・保存してくれるフリーウエア「SDCopy by Sektionschef」で変換している。本家サイトからは失われているがネット上にはまだ存在している。頑張って探し出してほしい。

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