2022/03/18

macros 手乗りミシン リトコ

今日の品は……
macros 手乗りミシン リトコ MEH-115
手乗りミシン リトコ (株式会社マクロスHP内)
糸は最初からセットされた状態
手前は張力を調整するねじ
  2020年に発売された「マクロス 手乗りミシン リトコ MEH-115」。この「リトコ」は一般的なミシンの形状をしたハンディミシンである。電源は単3型電池を4本、またはUSB接続(5V,2.4A以上)を使用する。付属品はUSBコード(外部電源用)、予備ミシン針、糸通し、ドライバー、ボビン3個(白糸*2,黒糸*1)。白糸のボビン一つは既に本体にセットされ、すぐに使用できるようになっている。開梱するとミシン本体に紫の布が縫製途中のように布押さえに挟まれている。これは動作確認済の証かつ、未使用品であることを示すので誤解のないようにしたい。
この状態で梱包されている
 縫製方法は1本の糸で縫うチェーンステッチである。このステッチは縫い終わりから簡単にほどけるので縫い終わり処理(玉結び)が必要である。チェーンステッチはジーンズの裾上げに使われる縫い方である。糸の供給にはボビンであるが、リトコにはボビンに糸を巻く機能がない。ミシンで糸をまくか、下糸用のボビンを使いまわそう。
 USB給電でも駆動するが、2.4A以上USB-ACアダプタが必要なこととコードの取り回しが煩雑になる。ハンディミシンとして手軽に使うなら乾電池での使用を推奨する。
 実際の使用感としては、縫い速度がかなり早いうえに調整ができない。しっかり縫うには糸の張力の調整が重要である。重量が軽いことと縫製時の振動で本体がかなり動く。本体のすべり止めゴムは効果が弱いので、滑り止めシートを敷いたほうがよい。またアームが短いため、奥行きのある縫製は苦手である。最初は余り布などで練習したほうが良い。一方で簡単に解けるチェーンステッチは幼児服の名札のように後々取り外す必要があるものの縫い付けには良いだろう。



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