今日のデジカメは……
ベネッセ チャレンジ3年生
デジタルかんさつカメラ ミニ
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背面は電池ボックスで占められる 下部にはLEDとリセットスイッチ |
「デジタルかんさつカメラ ミニ」はベネッセの進研ゼミ小学講座「チャレンジ3年生」の付録である。有効画素数30万画素、レンズは固定焦点で35 mm換算で約 35 mm(実測)相当 、F値は不明、最短撮影距離は0.1m、手振れ補正機能はない。電源は単3型電池2本、記録媒体は8MBの内蔵メモリーのみである。 ファインダーは素通し、モード切替はレバー式で「つうじょうモード」「タイマーモード」「テレビモード」の三種類である。USBマスストレージクラス対応である。
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電源スイッチを兼ねる モード切替レバーは右側 |
進研ゼミのデジカメには「
デジカメZ」があるが、こちらは三年生の学習教材として全員に提供されるデジカメである。表示機能は一切なく、Beep音とLEDランプで状態を知らせる。内蔵メモリは電池交換しても撮影画像は消えない。撮影可能枚数はおおむね50枚程。メモリがいっぱいになればPCにつないでコピーした後、削除すればよい。カメラ単体では全削除しかないので注意が必要である。右側に電源スイッチを兼ねたモード切替レバー、左側にmicroUSBコネクタとテレビ出力端子がある。裏蓋の表記とレバーとつなぐ線はモールドである。レンズ周りにはターレット式のフィルタが付属する。「きほん」は素通し、「きらきら」はクロスフィルタ、「ぶんしん」はミラージュフィルタに相当する。非推奨だが穴のない部分はレンズカバー代わりになる。
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左側には出力コネクタ microUSB給電には非対応 |
レンズは画像を見る限り35 mm前後(35 mm換算値)と思われる。最短撮影距離10cmをカバーする被写界深度確保のため、F値はかなり暗いと思われる。暗所は苦手だが、日中野外のように十分な光量ならば十分満足できる画像が得られる。しかし、トイデジらしく撮影時間は少しかかるので、撮影が完了するまでに動くと画像がゆがんでしまう。スペック的には低価格トイデジに相当するが、不揮発性内蔵メモリ、マクロ切り替えなしに10cmまで近付けるトイデジはない。画素数は低いものの、使いやすく、近距離撮影が多い子供の特徴をよく考慮されている。学習用としては良いトイデジカメである。
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