ヒューレット・パッカード(HP) Pavilion dm1-4303AU
発売は2013年。主なカタログスペックは以下の通り
- OS: Microsoft Windows8 64bit
- CPU: AMD E1-1200 APU 1.4GHz, L2キャッシュ 1MB
- メモリ規格:PC3L-12800(1066MHz)SDRAM
- メモリ容量(標準/最大):標準2GB/8GB
- メモリスロット:2スロット(標準 空スロット*1)
- ストレージ:320GB HDD(5,400rpm、Serial ATA対応)
- 液晶画面サイズ:11.6型 ワイドHDウルトラクリアビュー(光沢液晶)
- 解像度:WXGA (1,366×768)
- グラフィックアクセラレーター:Radeon HD 7310(CPU内蔵)、ビデオRAMはメインメモリと共用
- 有線LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake On LAN対応)
- 無線LAN/Bluetooth:IEEE802.11b/g/n準拠/Bluetooth® Ver4.0準拠
- キーボード:85キー(JIS配列準拠)、キーピッチ 18.6mm、キーストローク 1.8mm
- ポインティングデバイス:マルチタッチジェスチャー対応タッチパッド(オンオフ機能付)
- インターフェース:HDMI x1、VGA x1、USB3.0 x1、USB2.0 x2、SDスロット x1、マイク入力x1、ヘッドホン・ラインアウト出力x1
- Webカメラ:HP TrueVision HD Webcam(約102万画素)
- 本体サイズ・重量:W292 mm x H20.5~34.5 mm x D216 mm、1.53 kg(バッテリー込)
- バッテリー:646755-001 × 1個
- バッテリー駆動時間:約4時間(新品時)
- ACアダプター:65W スマートACアダプター
- 購入時の状況:メモリ6GB(4GB+2GB)、ACアダプターなし、windows10インストール済、バッテリー不可
Pavilion dm1はHPの11.6型モバイルノートPCである。本機のCPUはAMD製のGPU統合型APU(Accelerated Processing Unit)。CPUはIntelのatomシリーズに相当する。
2. 表面塗装は好みが分かれる
天板、底面はアッシュブラック (HP ソフトタッチ・インプリント)塗装されている。これは模様付きゴム引きであり、滑り止め効果が高い一方、埃が付きやすい。劣化でべたつきが出る恐れがあるが、現状では劣化は少ないほうである。表面には麻の葉文様のようなデザインが描かれている。これは好みが分かれるところで、模様が不要と思うユーザーも多いだろう。ロゴはシンプルで控えめである。
通常メモリー増設などでマザーボードへアクセスする際はねじ止めされた裏面カバーを外すことが多い。このPCの裏ブタはバッテリー取り外しレバーを引いたまま、裏蓋をスライドさせれば外すことができる。簡単にメモリーとHDDへアクセスできるのでHDDの交換やメモリ増設のちょっとした練習台にもなる。APUが非力なので高速化のためのSSD化やメモリ増設は必須であるが、それも容易なのもこのPCの強みである。
4. 拡張性は十分、OSは…
出力インターフェースは十分である。最近のモバイルPCでは省略されている有線LANポートも残っている。VGAだけでなくHDMIポートもあるので、外部モニタにつないでメール、文書整理、あるいはパワーポイントによる発表は困らないだろう。USBポートはUSB2.0*2とUSB3.0*1と特に困らないだろう。
標準OSはWindows8なので、Windows10までとしたほうが良いだろう。その後はChromeOS、Linuxで延命できるだろうが、そこまでこだわるよりは素直にPCに変えたほうがよい。