RICOH 500 GS
赤の指標に緑で表示された値を揃えることで ほとんどの撮影に対応できる |
当時のカメラとしては珍しくISO800に対応している |
1973年に発売された、連動距離計付き35mmレンズシャッターカメラである。このカメラにプログラムEEは搭載されておらず、シャッター速度優先EE、マニュアル露出となっている。レンズは40 mm F2.8の準広角である。
シャッタースピードは機械式で1/500秒から1/8秒までの7段とB(バルブ)が選択できる。Bは露出計の電源OFF機能を兼ねる。内蔵露出計の電源はLR44で代用できる。
絞りはF2.8からF16までの6段およびA(AUTO)になる。Aにしておけば、シャッター速度優先EEとなり、露出計に連動して最適な絞り値に設定される。ISO設定はISO25-800まで対応する。
焦点距離(二重丸、2.5m)、シャッター速度(1/125秒)、絞り値(A)はそれぞれ緑色で描かれている。これらを鏡胴の赤いラインに合わせると、プログラムEE的な撮影が可能になる。日中野外であれば、ピント合わせも不要となる。
絞りとシャッターが分かれているため、シャッターボタンを押すと、まず絞りが絞り込まれ、続いてシャッターが切れる仕様である。
この機体は絞り羽の粘りと、セルフタイマーの故障が判明している。しかし,レンズ、露出計、連動距離計、シャッターには不具合はなく、ファインダー、モルトに経年劣化が見られる。モルトさえ直せば使えそうである。
シャッタースピードは機械式で1/500秒から1/8秒までの7段とB(バルブ)が選択できる。Bは露出計の電源OFF機能を兼ねる。内蔵露出計の電源はLR44で代用できる。
絞りはF2.8からF16までの6段およびA(AUTO)になる。Aにしておけば、シャッター速度優先EEとなり、露出計に連動して最適な絞り値に設定される。ISO設定はISO25-800まで対応する。
焦点距離(二重丸、2.5m)、シャッター速度(1/125秒)、絞り値(A)はそれぞれ緑色で描かれている。これらを鏡胴の赤いラインに合わせると、プログラムEE的な撮影が可能になる。日中野外であれば、ピント合わせも不要となる。
絞りとシャッターが分かれているため、シャッターボタンを押すと、まず絞りが絞り込まれ、続いてシャッターが切れる仕様である。
この機体は絞り羽の粘りと、セルフタイマーの故障が判明している。しかし,レンズ、露出計、連動距離計、シャッターには不具合はなく、ファインダー、モルトに経年劣化が見られる。モルトさえ直せば使えそうである。