2019/03/01

YASHICA 35-ME

今日のジャンク品は……
YASHICA 35-ME

 1974年(昭和49年)の発売だそう。ジャンクコーナーで540円。液漏れもなく、モルトプレーンの劣化以外は問題なさそうだったので購入。
軍艦部。巻き上げ、フィルムカウンター、
シャッターボタン、アクセサリーシュー、
巻き戻しレバーと極めて標準的

 MR-44の代わりにLR-44を入れても露出計が動かない。電池室を再確認して-側接点の錆に気付いた。ミニルータで錆を軽く削り落とし、改めて電池を入れると無事露出計が作動し、シャッターも問題なく動作した。アルミ外装部をアル綿で清掃して、完動・美品のコンパクトカメラとなった。
 当時、距離計連動式コンパクトカメラ(コニカ C35がそのひとつ)から距離計を外し、ゾーンフォーカス方式にして廉価にした機種が多数発売されている。これもその一つ。
ピント合わせは4点ゾーンフォーカス
写真の場合はプログラムEE、ピント位置は1.5m位
比較的多く出回っているとのWeb上の記載もあるが、今回初めて見た。ジャンクでは出てないのかもしれない。 ジャンク扱いでも、距離計がついているものはそれなりの値段がする。ゾーンフォーカス方式のカメラは比較的安い。外装がアルミかプラでも値段は変わる。このカメラのようなタイプは、高くても1000円位で収まる。
電池室、巻き戻しボタン、三脚穴
レンズ部にはピント合わせ用の距離も記載されている
デジカメが主流となった今は使うことはないけれど、私自身のカメラという言葉から想像するイメージは、このカメラに代表されるコンパクトカメラ。
 ジャンクできれいな個体(運がよければ動作品)が見つかればやっぱり買ってしまう。

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